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老化と摂食嚥下障害 「口から食べる」を多職種で支えるための視点 | 藤本 篤士, 糸田 昌隆, 葛谷 雅文, 若林 秀隆, 藤本 篤士, 糸田 昌隆, 葛谷 雅文, 若林 秀隆 |本 | 通販 | Amazon
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・食道がんや咽頭がんなどを罹患していることによる器質的嚥下障害がある
・食べられない人は、器質的嚥下障害を起こさない、他の各臓器のがんの患者さんに多い
・食べられるかどうかは、がんの進行度も強い関係はなく、一番の問題はサルコペニア
・がんの悪液質や廃用といった要因をふくむ二次性サルコペニア（加齢以外の原因で筋肉量が減少する）の要素が強い
サルコペニアの診断要素 … 骨格筋量・筋力・身体能力 (seniorlivinghealthcare.com)
より画像引用
・がんの状態に関わらず、全身の筋肉量が少ない人が食べられない
・二次性でも、廃用や飢餓の要素も少なからずあるため、しっかりリハと栄養の介入をしていくことで、食べられるようになる人もいる
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「がん患者さんと関わることは、医療従事者は少なくないのが現状だと思います。
そのがんによる影響で、筋肉量が減少しやすいというのが特徴であり、嚥下の面でいえば、特に注意が必要な点です。
がん疾患による二次性のサルコペニアだとしても、がん疾患だからあきらめるのではなく、リハと栄養という対応で改善する方もいます。
このあたりについても、言語聴覚士は養成校ではあまり習わない点なので、自ら学んでいく必要がありますね」
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