老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点 老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

オーラルフレイル・老嚥・口腔機能低下症という用語の違いがよく分からないという方へ

【まとめ】 ◎オーラルフレイル、老嚥、口腔機能低下症などの概念自体が視点や範囲が異なり、診断基準も明確でないため、グレーゾーンの幅が大きく混乱する ◎オーラルフレイルは、口の機能低下、食べる機能の障がい、さらには心身の機能低下...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

口腔ケアは口腔が引き起こすさまざまな合併症予防に貢献している

【本日のまとめ】 ◎口腔ケアとは、口腔衛生管理(口腔保清)と口腔機能管理(口腔リハビリテーション)の両面を含む一般用語とされる ◎口腔と全身は密接に関連しており、口腔ケアは、口腔が引き起こすさまざまな合併症予防に貢献している ...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

最低限知っておくべき口腔リハビリテーションの手法

【まとめ】 ・口腔リハはリハの中でも口腔の器官を対象としたリハ ・口腔機能障害は原因によって大きく2つ ①何らかの原因によって頭頸部および口腔に筋力低下や顎関節や頸部の可動制限などの運動器に直接的に由来する口腔機能障害 ...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

改めて嚥下調整食分類2013・5段階の特徴についてまとめてみた

【まとめ】 ◎嚥下調整食分類2013は大きく分けて5段階がある ◎単純に嚥下食を提供するのではなく、安全かつ通常の食事に可能な限り近い食事形態を提供することが理想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1.嚥下...
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嚥下障害者への食材調理の工夫と注意点(表作成×2)

1.食形態を考慮するだけでなく、食材の栄養組成を考慮することも必要不可欠 出典:老化と摂食嚥下障害 「口から食べる」を多職種で支えるための視点 ・炭水化物やタンパク質だけでなく、脂質、食物繊維、ビタ...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

嚥下障害者への栄養介入は何をゴールとする?ポイント3つ

昨日に引き続き、嚥下障害の重症度別に分けた、栄養管理・介入についてまとめていきます。 重症嚥下障害者の栄養管理については、昨日のブログでまとめたので、よければそちらもご覧ください 1.中等症摂食嚥下障害の栄養管...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

栄養管理の方法:嚥下障害の重症度別に考える

1.脳卒中後の重症嚥下障害(回復を期待する場合)は早期に摂食嚥下介入することが重要 *ごく限られた条件下でのみ経口摂取が可能であるor全く経口摂取が不可能な場合と定義する ・わが国の脳卒中患者を対象とした研究にて、早期...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

「アルブミン値は栄養指標ではない」知らないと恥ずかしい?ポイント2つ

1.栄養評価に血液検査で判断できる特異的マーカーは存在しないと考えてよい ・アルブミン値は、アメリカ静脈経腸栄養学会とアメリカ栄養士会、集中治療学会がそれぞれ出したコンセンサス論文に「アルブミン値は栄養指標ではない」と結論付...
老化と摂食嚥下障害「口から食べる」を多職種で支えるための視点

血管性認知症の種類と特徴3つ:食支援を中心に

1.皮質性血管性認知症とは、中大脳動脈などの主幹動脈が閉塞することで、主に大脳皮質に梗塞巣が多発して生じる認知症 ・病巣に対応する皮質部位の障害と血管性認知症に共通して見られる遂行機能障害を呈する ・遂行機能障害により...
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レビー小体型認知症の嚥下障害の特徴 ポイント3つ

1.初期によくみられるのは食欲低下 食欲低下の原因になるものとして・・・ ・幻視により、食器の模様をみて「虫が入っている」と食事が進まなくなることがまれにある。 ・消化管運動が低下する傾向にあるため、便秘による腹...
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