です!
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1.超高齢化社会に突入したわが国では高齢者が総人口の1/4を占める
・75歳以上の後期高齢者の割合も1/8以上を占める
・2050年には後期高齢者の割合も1/4に到達することが予測される


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・高齢化に伴い、認知症、サルコペニア、フレイル、ロコモが注目されてきている
・後期高齢者が増加⇒慢性疾患を抱えた人口が増加⇒現在の病院医療を中心とした医療システムでは対応できない⇒地域中心(在宅中心)の医療(地域包括ケアシステム)への変革が進んでいる
・今後多死社会を迎えるわが国では、死は医療の敗北ではなく、いかに満足できる死を迎えられるかのQuality of Death(QOD)が重視される
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「地域ケアシステムへの変革が進む背景には、高齢化の問題、医療費の圧迫があります。
人生100年時代といわれる今日では、いかに健康体のまま、過ごすことができるかという点が重視されていきます。
専門知識を持つ医療従事者が、その援助ができるなら最高ですし、今後ますます伸びていく分野だと思われます。
どのような形で地域に貢献していけるか。
それぞれの医療従事者が病院内で勤めるだけではなく、そのことに目が向けていけると、問題は少しずつ解決しそうですね。
そしてどんな死を迎えたいか。
という最期を意識して日々を過ごすということは、若いうちから必要な思考で、極端ですがそれだけで日々の行動は変わってきますよね」
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2.フレイルとは介入が可能な状態、可逆的な状態
+自立と要介護状態の中間に位置する状態
+体の予備力が低下し、身体機能障害に陥りやすい状態
+ADL障害の前段階

パネルディスカッション「高齢社会フォーラム・イン津」|平成27年度 高齢社会フォーラム報告書(HTML版) – 内閣府www8.cao.go.jp
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・身体的フレイルの定義
①体重減少②易疲労感③筋力低下④歩行速度低下⑤身体活動性低下
の5項目を基準とし、3つ以上にあてはまる場合はフレイル
1~2つあてはまる場合はプレフレイル
⇒確実に先の3年間に起こる転倒、移動障害、ADL障害、入院、生命予後に関連している

パネルディスカッション「高齢社会フォーラム・イン津」|平成27年度 高齢社会フォーラム報告書(HTML版) – 内閣府www8.cao.go.jp
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・日本の要介護に至るプロセスを大きく2つに分けると、疾病モデル(疾病や外傷を要因とする)とフレイルモデルに分けることができる
⇒フレイルモデルは、フレイル状態において適切に介入することにより、再び自立に戻すことができるという点がとても重要
*サルコペニアは加齢に伴う筋肉量の減少
*ロコモは運動器の障害(骨粗鬆症、変形性関節症、変形性脊髄症、サルコペニア 等)によって、移動機能が低下した状態
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「フレイルは可逆的な状態という点がポイントです。
つまり、早期発見、早期介入で改善できるということです。
そんなフレイル高齢者を見つけて対応できるセラピストが今後求められていくと、自分は思います」
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3.健康寿命とは要介護状態に至らない期間
・平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約12年の差がある

パネルディスカッション「高齢社会フォーラム・イン津」|平成27年度 高齢社会フォーラム報告書(HTML版) – 内閣府www8.cao.go.jp
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・要介護に至った年齢別要因では、前期高齢者は脳血管障害が多いが、高齢になるほど骨折、転倒、認知症、高齢による衰弱が増える

パネルディスカッション「高齢社会フォーラム・イン津」|平成27年度 高齢社会フォーラム報告書(HTML版) – 内閣府www8.cao.go.jp
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・日本人全体においての要支援、要介護になった要因では、生活習慣病関連が全体の約3割、老年症候群関連(認知症、衰弱、骨折、転倒、関節疾患など)が約5割を占める

パネルディスカッション「高齢社会フォーラム・イン津」|平成27年度 高齢社会フォーラム報告書(HTML版) – 内閣府www8.cao.go.jp
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・若い頃からの生活習慣病予防と高齢期になってからの老年期症候群予防が重要
「健康への投資は若いうちから始めることオススメします。
基本的には食事、運動、睡眠の3拍子を整えることです。
良い習慣は高齢になってからつけることは難しいので、若いうちからはじめることが大事。
これはお金の投資でも、健康への投資でも一緒で、健康への投資も複利があるんじゃないかと個人的には思ってます。笑
健康への投資はメリットしかありません!
平等な時間を何に使っていくかは、あなた次第です!」
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でした!
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