うんちの状態と栄養吸収の関係性

ナイスバルク! 急性期のリハビリテーションと栄養療法 筋トレのエビデンスから考える

今日はまさかのうんこについてまとめてみました。

ふざけてはいません。いたって真面目な顔です。

結論としては・・・

下痢をしても最低限の栄養吸収はされている(しかし脂肪などの栄養素やコンディションによってはかなり減る)

です。

本日も引用はナイスバルク! 急性期のリハビリテーションと栄養療法 筋トレのエビデンスから考える

です。

1.下痢時の栄養吸収の実際

腹部の痛み, 痛み, 盲腸の, お腹の張, 胃の痛み, 下痢, 胃酸, 病気, 食品の不寛容, 男

下痢時には吸収に時間のかかる脂肪、タンパク質、炭水化物の順に吸収不良をおこします。

脂肪が最も吸収不良となりますが、僕らの大好きなタンパク質も数時間かけての吸収となるので下痢をすると不利です。

ICU患者の下痢便の検討では、正常な便に比べてエネルギー量(便1gあたりのkcal/g)で3倍、脂肪(g/day)が5倍、タンパク質(g/day)が3倍、炭水化物(g/day)が2倍、便に残っていることが確認されています。

全く吸収されないわけではないですが、それでも吸収が半分以下に落ちる可能性はあるので、なるべく下痢は防ぎたいですね。

2.ブリストルスケールによるうんこの評価

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(便の7タイプ)

タイプ1: 木の実のようなコロコロした固い便(通過しにくく、黒くなることがある)

タイプ2: ソーセージ状ではあるがゴツゴツした固い便

→便秘を示す


タイプ3: 表面にひび割れのあるソーセージ状(黒くなることもある)


タイプ4: ソーセージやヘビのように滑らかで柔らかい(平均的な便)

→水分を多く含まず排便しやすい理想的な便


タイプ5: 柔らかい小塊で、形がはっきりしている

→食物繊維の不足


タイプ6: 小片が混じって周囲がデコボコした泥状の便(下痢気味)


タイプ7: 全体が水様で固形物がない便(下痢気味)

→下痢を示す

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ブリストル・スケール - Wikipedia

消化管の通過時間は1のように硬いほど遅く(約100時間)、7のようにゆるいほど早い(約10時間)そうです。

実物をみてイメージしたい方は上のリンクをご覧ください(リアルではなくイラストなので安心してください)

栄養成分をしっかりと吸収したいとすれば、なるべくタイプ3.4のうんちを目指すことが必要になりますね。

実際にプロテインを飲み始めて下痢をするという方は多く、その原因は乳糖不耐症というもので、東洋人の有病率は90%以上だそうです。

牛乳飲むと下痢(お腹ピーピー)になっちゃう人いますよね。(以下OPP:勝手にそう呼びます)

ただし、乳糖不耐症の人が必ず牛乳を飲むとOPPになるということではなく、そのときのコンディションに強く影響を受け、具合が悪いときにだけOPPをする形となります。

特に安価で精製制度が悪く乳糖が含まれるものを大量摂取することでなりやすいとも言われています。

WPIのホエイプロテインであれば、乳糖がカットされているので、乳糖不耐症の方にもおすすめです。(自分も愛用してます)

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ということで、今回は

うんちの状態と栄養吸収の関係性 について

結論は

下痢をしても最低限の栄養吸収はされている(しかし脂肪などの栄養素やコンディションによってはかなり減る)

でした。

本日も引用はナイスバルク! 急性期のリハビリテーションと栄養療法 筋トレのエビデンスから考える

でした!

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