高齢者・サルコペニアの運動はどう考えて提供する?

ナイスバルク! 急性期のリハビリテーションと栄養療法 筋トレのエビデンスから考える

結論からいうと

筋疲労しない程度の負荷であれば毎日運動しても良い

→高齢者やサルコペニアでは毎日積極的にリハビリテーションするくらいでちょうどよい

ということになります。

その理由について説明していきます。

本日も引用はナイスバルク! 急性期のリハビリテーションと栄養療法 筋トレのエビデンスから考える

です。

理由は健常人の筋合成に有利な運動と照らし合わせることで見えてきます。

健常人の筋合成に有利な運動の仕方

女性, ジム, 運動, トレーニング, 白人女性, 高齢者の女性, 男, コーチ, コーチング, トレーナー

①高強度にこだわらなくてもよい

これをサルコペニアや病人のリハビリと置き換えると・・・

「高強度にこだわらなくてもよい」というのは高齢者や病中・病後の人にはありがたいと思いますが、問題は・・・

②できれば果てるまで負荷をかけて週あたりのtrainig volumeを大きく稼ぐ

できれば果てるまで負荷をかけて週あたりのtrainig volumeを大きく稼ぐ

という低強度であっても果てるまでの負荷をかけることができるか?という点です。

もちろん高齢というだけならできるでしょうが、サルコペニアや病人の場合にはなかなか難しいと思います。

そうなるとできる範囲での運動をするので、その意味では・・・

③筋疲労しないのであれば毎日実施してもよい

筋疲労しないのであれば毎日実施してもよい

に当てはまるとされ、病気の場合には負荷がそこまで強くないリハビリテーションなら毎日実施してよいということになります。

現にうちの病院も365日リハで行っていますし、多くの病院や施設でこの方針がとられているのは、筋合成の観点でも理にかなっているといえます。

筋トレの勉強をし始めてから、「毎日リハビリって超回復のメカニズムに反しているんじゃ・・・?」とか勝手に思っていたので腑に落ちました。

改めて、高齢者・サルコペニアの運動はどう考えて提供する?に対して

結論は

筋疲労しない程度の負荷であれば毎日運動しても良い

→高齢者やサルコペニアでは毎日積極的にリハビリテーションするくらいでちょうどよい

といえます。

本日もナイスバルク! 急性期のリハビリテーションと栄養療法 筋トレのエビデンスから考える

からの引用でした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました