1.サルコペニアの判定の必須項目として骨格筋量の測定がある

・移動や日常生活活動に関連する四肢の骨格筋量を身長の2乗で割ることで出る四肢筋量指数(SMI)がサルコペニアの判定に用いられている
・健康な若年成人(18~40歳)の平均値-2標準偏差(SD)未満をサルコペニア判定のカットオフ値としている
「年をとるにつれて、筋合成はどんどんしずらくなります。
運動の習慣化は年をとってから身につけるのは大変です。
今よりも脳が新しいことを嫌う、安定を求める脳になるからです。
今日から始めるか、明日にするか、来月にするか、来年にするか。
今日が人生で一番若い日なので、コツコツ健康寿命を延ばしましょう!」
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2.CT,MRIは部位別の骨格筋量を定量する最も正確な方法だが、お金や時間がかかる、被爆を伴うなどの問題がある

・DXA法(二重放射線吸収法)は5分程度で全身スキャンができ、被爆量も胸部X線の1/10程度
・BIA(生体電気インピーダンス法)は体液量に左右され、日内変動や機種差が大きいなどの課題があるが、安価で繰り返し四肢筋量を測定できる
↓自分は筋トレの結果分析のため、自宅用の安い体組成で毎日測定し、3ヶ月に1回はジムの体組成で測定しています
「自宅用に買ったのは2000円弱の安いものですが、スマホのアプリとも連動するので、とても使い勝手は良いです。
前日との体重差や、週や月、年ごとの平均も出してくれて、グラフ化してくれるので、変化も分析できます。
体重計に乗らないのは、鏡を見ないのと同じことかもしれません。
歯に海苔がついてても気づかないことに繋がります。
ということで自分を客観視できるデータは重要ですという話です。」
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3.サルコペニアは予防が重要であることから、日常の気づきに繋がるような簡便な測定法の開発が求められる

・近年では1-3万円程度で購入可能な市販のBIAによる体組成計で筋量、四肢筋量を測定可能となってきた
・下腿最大周囲長で男性34cm(感度88%、特異度91%)、女性33cm(感度76%、特異度73%)を低筋量のカットオフ値とできることが示唆された。
・簡単に下腿周囲長を評価する指輪っかテストは、両手の親指と人差し指で作る輪っかがふくらはぎの最大周囲に対し大きいか小さいかで低筋量を判定

より画像引用
「このような簡便なテストは実用性が高いですよね。
嚥下の関連する舌圧測定として舌圧計などは良いですが、値段が少し高い。
介護予防用に簡便に安くならぺこぱんだ等使っていくのが良いですかね。」
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本日も引用は
でした!
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