ポリフォーマシーと多剤服用~その実態と問題点、対処法~ポイント3つ

フレイル高齢者、これからどう診る?〜そもそもの考え方から現場対応まで、最新フレイル健診にも対応!

1.多剤服用による有害事象が起こっている、あるいは起きやすい状態がポリファーマシー

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・高齢者は複数の慢性疾患を有し、治療には複数の治療薬を必要とするため薬が多くなること、すなわち多剤服用が多い。

・急性期病院の調査によると、高齢者入院患者の約10%に薬物有害事象が認められ、6剤以上の薬を内服する高齢患者で特に多くなっている

・多剤服用の中でもそれにより害をなすものを特にポリファーマシーと呼び、両者を使い分けるようになっている。

ポリファーマシーとは、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連した薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒランス低下などの問題につながる状態

「薬は重要な治療のひとつだと思います。

しかし、常に副作用など、弊害も頭に入れないといけない。

良かれと思って行う服薬が、逆効果になる可能性もあるからです。

薬剤の影響を受ける嚥下障害もあります。

服薬管理については、慎重な判断が求められると思います。」

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2.高齢者のポリファーマシーを避ける為には、疾患だけではなく機能障害や生活環境を含めた包括的な評価が重要

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高齢者総合機能評価(CGA)を行うことが勧められている。

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高齢者総合的機能評価(CGA)とDr. SUPERMAN
高齢者になると身の回りのことがうまくできなくなり、不自由を余儀なくされることが多々あります。障害の状態とその度合いを評価するために高齢者総合的機能評価(CGA:comprehensivegeriatricassessment)と呼ばれ...
より画像引用

・厚生労働省は2018年に高齢者の医薬品適正化のための指針を発表した。

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具体的薬剤名を掲げ、高齢者への適正使用促すガイダンス案―高齢者医薬品適正使用ワーキング | GemMed | データが拓く新時代医療
高齢になると複数疾患に罹患しやすく(多剤投与になりがちである)、生理機能が変化する(薬剤の排泄が困難になることもある)ことなどから薬剤有害事象が生じやすい。薬剤の特性も踏まえて、高齢者に適正使用するために、医療従事者は必要な見直しを適宜行 …

より画像引用

・ポリファーマシーの問題点について患者、家族と共有し、他職種とも協働し、外来においても入院においても 常に意識する必要がある

「その薬が当事者によって必要か不必要かは、やはり生活全体を把握しないと判断できないと思います。

考える幅が狭くなると、短絡的な判断となってしまうため、やはり他職種のの連携というのがここでも重要と感じます。」

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3.高齢者に対して、特に慎重な投与を要する薬物(PIM)の処方は可能な限り避けるようにする

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・薬剤によっては高齢者でのエビデンスがないまま推奨薬剤として高齢者で使用されているものがある。

・高齢者において効果が小さく薬物有害事象の危険性が大きいものもある。

有益性(ベネフィット)より有害性(リスク)の高いと思われる薬剤をPIMという。

PIMはわが国で特に慎重な投与を要する薬剤と訳される

・ポリファーマシー患者ではPIMの処方が含まれていることが多い。

・薬剤を見直す際には、PIMに該当する薬剤を減量したり中止したりすることができないか考慮する。

「多剤服用をする可能性が高い高齢者は特に注意すべき点かと思います。

話は逸れますが、最近だと個人的には、弟が服用しているてんかん治療薬の副作用とか。

そういったことを考えると、何がベストなのかな?と考えたりします。

まずは専門家に相談するというのは、何においても重要だと思います。

ですが、自分で調べる、考えるということも大切ですよね。

最終的に判断するのは自分なので。

ということで情弱にならないように、何事も淡々と知識習得に努めたいと思います。」

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でした!

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