自分・家族が認知症になったらどうする?ポイント2つ

予防の観点で考える認知症・サルコペニア―生活習慣改善に基づく指導とケア

1.認知症疾患は、早期から対応できれば、本人の自立度は急激に低下することは少ない

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・認知症は知能が徐々に低下する病態

・知能が広い範囲で継続的に低下していくことで、生活に徐々に影響が出始める

・生活に影響が出始めると辻褄が合わなくなり、混乱したり、不安になったりしてBPSDにつながると考えられる

・認知症中期で最もBPSDがみられ、この頃に介護負担が最も大きくなり、在宅生活の破綻をきたしやすいと考えられている

・BPSDには、妄想、幻視、無為、自閉などの脳機能自体の低下によって起こる症状と知能が低下したことによる混乱から引き起こされる症状があり、それらはお互いに関わり合っていると考えられる

「認知症という症状は知らない人はいない程ですが、認知症になったらどうするというのは知らない人が多いと思います。

イメージでは何もできなくなる、忘れてしまう。

などがあると思いますが、基本的に急激な脳機能の低下はありません。

徐々に脳機能が低下していく中で、いかにその人らしく生活するためには、BPSDの重症化予防するのが重要です。

BPSDというのは、認知症の中核症状によって起きる周辺症状。

簡単にいうと、見当識障害や記憶障害などによって混乱が生じ、精神的に不安定になったり、それが行動にも出てしまうような状態です。

最も介護負担となるのが、このBPSDであり、単純に日付や言われたことを忘れてしまうだけであれば、そこまで介護負担はないですよね。

ただ、これにより不安で常に動き回ってしまうとか、物を盗まれたなど妄想に繋がってしまうことで、目が離せず、介護負担は大きくなります。

このBPSDを悪化させないためには関わる人や環境がとても重要です。」

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2.適切な支援を病気の初期から継続して受けることができれば、BPSDの悪化を防ぎ、本人の自立度は高く保つことが可能

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・BPSDの重症化予防が重要で、認知症疾患の診断を受けても重症化予防は可能

・BPSDの現れ方は、脳の障害部位、性格、周りの物理的、人的環境によって多様

・その人を中心としたケアを達成するためには、性格、生活歴、周囲の社会心理(人との関わりなど周りからの影響)、健康状態、脳の障害(認知症疾患の病態)からその人をとらえることが必要

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佐藤病院(精神科・内科)/患者様にとって最適な医療を。最新治療も積極的に行っています。
人生を豊かにする病院であるために 佐藤病院では最新医療・設備も積極的に導入し 様々な取り組みを行っております。

より画像引用

周囲の社会心理と健康状態だけがケア提供者が調整できるところ

・認知症者の性格や生活歴を理解しつつ、周囲の社会心理環境を整えること、認知症者の身体状態を注意深く観察して、できるだけ身体的な健康問題を排除する、もしくは起こらないようにすることが必要

・脳の機能障害(認知症者の病態)がBPSDの根本的な原因となっているため、認知症の重症化予防には認知症疾患についての知識をケアに反映させることが重症化予防の第一歩

「以前に認知症の勉強会で、ここがどこだか分からなくても、なんか居心地が良いし、まあいいや。

と思ってもらえるような環境を作ることが大切だと聞き、今でも心に残っています。

適切な対応をするには、まずその人の気持ちで考えることが重要だと思います。

いきなりどこだか分からないところに連れてこられて、誰だか分からない人に話しかけられて、動くとめちゃくちゃ怒られて、なんか体調も悪い。

想像すると怖いですよね。

僕ならたぶん泣いて発狂します。

そんな状況にある人なんだ、というのを理解するだけでも、対応の仕方は変わってくるし、どんな対応が望ましいかが見えてくると思います。

そのためには認知症というのがどんな状態なのかの知識が必要で、健康問題を解決してあげられる医療は重要です。

認知症でも、高次脳機能障害でも、その他の病気でも、変わらず重要と思うのは、その人の気持ちで考えるということなのかなと思います。

それは病気に限らず、人間同士のコミュニケーションという点て最も重要な点だと自分は思います。

また話が逸れそうなので終わります。」

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本日も引用は

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でした!

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