メタボと認知症、サルコペニアの関係について ポイント3つ

予防の観点で考える認知症・サルコペニア―生活習慣改善に基づく指導とケア

1.認知症のリスク因子として、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質代謝異常)がある

・現代では、内臓脂肪組織の過剰蓄積を上流とし、糖代謝、脂質代謝、血圧の異常を複数合併して、さらに慢性炎症や易血栓性を伴うメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が増加してきた

・生活習慣病を認知症やサルコペニア予防のリスク因子対策として考えるには、血糖値、血圧値、脂質値それぞれにアプローチするのか、内臓脂肪蓄積を上流とした病態にアプローチするのかでは対策法が異なる。

・皮下脂肪量よりも内臓脂肪の過剰蓄積が、糖代謝異常、脂質代謝異常(高トリグリセリド血症、低HDLコレステロール血症)、高血圧とより密接に関連することが明らかになった。

上半身肥満、高血糖、脂質代謝異常、高血圧の4つを伴う場合を死の4重奏として、動脈硬化疾患のハイリスク肥満の考え方が明らかになった

・わが国では内臓脂肪蓄積に加え、血糖値、脂質値、血圧の2項目以上に異常を持つ場合をメタボリックシンドロームとする診断基準が2005年に策定され、動脈硬化疾患の予防にあたることとなった。

「内臓脂肪の蓄積、いわゆるメタボはさまざまな生活習慣病や病気と関連します。

結果的にメタボの予防は認知症の予防にも繋がる可能性があります。

運動ができ、代謝が良く結果が出やすい若いうちから、運動や食事習慣に注意するのは大切ですね。」

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2.いわゆるメタボは血管性の認知症のみでなく、AD(アルツハイマー型認知症)の危険因子としても注目されるようになってきた

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・メタボは脳、心血管疾患のハイリスク状態であり、初期より血管内皮機能障害を伴うので、血管性認知症の危険度が高いことが予測される。

「メタボになることは、脳血管障害のリスクも増加します。

つまり血管性認知症のリスクも上がることとなります。

メタボに関しては、身体面に出やすいと思うので、早期発見したら早期対応が重要かとおもいます。」

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3.運動不足はメタボ発症の最大の要因であるとともに、将来的なサルコペニアのリスク因子でもある。

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運動や食生活の乱れを是正することによって蓄積した内臓脂肪を減少させ、効率良く糖代謝、脂質異常、血圧の異常を包括的に改善させ、動脈硬化疾患を予防するというメタボを診断する意義が明確になった。

・内臓脂肪は蓄積しやすいが、皮下脂肪に比べ減少もしやすく、減量時にはより早く減少する。

「ここでポイントなのは、内臓脂肪は蓄積しやすいが、同時に落ちやすいという点かと思います。

実際に自分も開始しましたが、内蔵脂肪はあっという間に落ちます。

いわゆるつまめる肉である、皮下脂肪は落ちにくいですが。

様々な病気に関連しやすいのは内臓脂肪なので、まずは騙されたつもりで運動、食事に注意することで、結果は出やすいと思われます。」

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本日も引用は

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