医療従事者が最低限知っておくべき心理アセスメント ポイント3つ

赤本 公認心理師試験2022

1、アセスメント

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・観察、面接、心理検査を用いてクライエントの全体像を把握すること

・適切な支援の方向性を探る上で重要な過程

・基本はクライエントの主訴来談経緯を聞くことから始まる

生育歴家族構成生活環境など聴取すべき内容はあるが、クライエントの様子を観察しながら適宜聴取していく(半構造化面接

・症状や困難の問題だけでなく、ソーシャルサポートの資源や、個人の長所や強みとなる部分なども含めて情報収集していく。

・クライエントの許可も得た上で、必要に応じてクライエントの関係者からも情報収集する

リハビリ職も日頃、アセスメントを行っているかと思います。

クライエントからの情報収集ができるかも重要ですが、クライエントの特徴を掴むということを自分は意識しながらも、一番は傾聴と受容的態度により、ラポールを形成することを意識しています。

その中で情報収集は、症状についてもですが、その人の性格やコミュニケーションの取り方、病前の生活なども含めて把握しています。

例えばあまり話さない人だとしたら、病巣や身体麻痺、他の症状なども含めた上で、それが自発性の問題なのかを考える。

病前のコミュニケーション機会を確認し、機会が多かったのか、それとも機会は少なかったのか、コミュニケーションへの意欲についても確認する。

など、全体像を見ながらアセスメントを行わないといけないので、半構造化という形が最も適していると思います。

最近はコロナウイルスの影響で、家族面会が直接できず、情報収集ができる機会も少ないので、アセスメントの能力は、セラピストにとっても重要性が増していると思います。

2、機能分析

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・問題行動を引き起こす先行刺激、刺激に対するクライエントの反応(行動)、その反応から引き起こされる後続刺激(結果)の3つに注目する。

・どういった先行刺激と後続刺激が問題行動を持続させているのかという3項随伴性を分析すること

・機能分析による問題状況の理解に基づく介入を、応用行動分析という

例えば、水分にとろみを付けなければいけない人の部屋に
ペットボトルの水を置く(先行刺激)→飲んでしまう(反応)→誤嚥する(結果)
などがあります。

このような単純な事例であれば、ペットボトルの水を置かないようにするということで問題行動の解決に至りますが、入院患者さんでも様々な問題行動と言われる行動が時にありますよね。

重要なのは、患者さんが〇〇障害があるからだよね〜と、患者さんを原因にしたところで、絶対に問題行動は解決されないという点です。

問題行動につながる先行刺激を与えているのは、間違いなく自分たちであるという点に注目する(応用行動分析)ことが、問題行動解決の近道かと思います。

3、心理検査実施上の注意点

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・検査後、被検査者が理解できるように結果を説明しなければならない

・1つの心理検査のみで要心理支援者を理解するのではなく、他の検査や行動観察などのデータを組み合わせて(テストバッテリー)、要心理支援者の全体像を理解する

・知能検査の場合、頻繁に実施することは推奨されておらず、ウェクスラー式知能検査は、2年以内に再検査すると学習効果により得点が高めになることが報告されている

検査後の説明は、意外と怠っている医療従事者もいるかと思います。

レントゲンを撮られたのに結果を聞いてない、血液検査をしたのに結果がわからない、心理検査をしたけど結果がわからないなど、自分だったら混乱しますよね。

また検査のみで患者さんを把握しようとするのは無理がありますよね。

例えばHDS-Rが15点だから、この人は認知機能低下があり、危険。

などは浅い推測であり、減点項目が何だったかとか、生活場面ではどうなのかとか、全体像の観察が必須かと思います。

最後に注意したいのは、知能検査を頻繁にとるリスクですね。

例えばコース立方体テストをSTが取っていたら、実はOTも取っていた・・・などはないですか?

その辺りもしっかり情報共有しながら、学習効果が出ないような工夫が必要ですね!

4、まとめ

本日は医療従事者が最低限知っておくべき心理アセスメント ポイント3つ

1、アセスメント

2、機能分析

3、心理検査実施上の注意点

についてでした!

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